紀平梨花が猛追2位、ロシア14歳の4回転成功が刺激

日刊スポーツ によると。

ショートプログラム(SP)5位と出遅れた紀平梨花(16=関大KFSC)がフリー155・01点、合計223・76点で2位に食い込んだ。

SP5位の紀平が足元の靴に声をかけ、リンクへ飛び出した。「今までありがとう。今日もよろしくね」。冒頭で代名詞のトリプルアクセル(3回転半)に3回転トーループをつけると、続けて2本目の3回転半に成功。終盤の3連続ジャンプ以外は大きなミスなく、観衆を総立ちにした。

ステップと3つのスピンは最高のレベル4。初出場初優勝を果たしたGPファイナルでの輝きを再現し「巻き返しをしたいと思って点数も狙った。155点でホッとした」とニッコリ。国際スケート連盟非公認ながらフリー自己ベスト更新が立ち直りを物語った。

3回転半転倒に泣いたSPから2日。使い古した靴が柔らかくなりすぎた問題は、事前にしっくりくる巻き方を見つけた。「靴のことさえ大丈夫なら、いける」。普段から愛読するのは、スポーツメンタルコーチとして知られる鈴木颯人氏の著書。心を整えるすべは日頃から身につけてきた。

この日は朝練習に向かう車の中で、慣れ親しんだ大阪の町並みを眺め、母実香さん(47)に切り出した。「あの4回転ルッツ、3回転跳んでるみたいやったね」。深夜に行われていたロシア選手権フリーの動画を朝から視聴。来季からシニア転向が可能な14歳シェルバコワが華麗に大技を決め、頂点に立った結果に衝撃と刺激を受けた。近い将来のライバルの話題でひと通り盛り上がると「まずは目の前の試合」と切り替え。前日22日も高校の宿題をこなすなど、自然体でフリーに向かうことができた。

シニア1年目の今季は「どの試合でも笑顔で終わる」という誓いを立てた。最終滑走の坂本に初優勝は譲ったが、堂々の2位。世界選手権の代表も決定的にし「世界選手権に出たいという気持ちが力になった。あの演技ができて悔いはない」。飛躍の2018年を、笑顔で通した

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