織田信成「技の難易度よりも“出来栄え”」紀平梨花にぜひ乗り越えて頑張ってほしい

テレ朝POST によると。

「技の難易度よりも“出来栄え”」
――女子はどんな戦いになりそうですか?

織田:日本対ロシアという感じですね。日本の選手が表彰台に立つ可能性は高いと思っています。

その中でも紀平選手はシニア1年目でGPシリーズ2勝という快挙を成し遂げましたし、トリプルアクセルという武器も持っているので、今シーズン一番プレッシャーがのしかかる大会になるとは思いますが、ぜひ乗り越えて頑張ってほしいです。

ただ、ザギトワ選手も演技の完成度がかなり高いですし、ミスがあってもフリーで140点近い、高い得点を出してくるので、日本勢の強敵になることは間違いないです。

あとは、宮原選手、坂本選手は平昌五輪に出場していて、五輪での経験が自信になっているとは思うので、その経験値をファイナルで見せてほしいなと思っています。

――紀平選手はトリプルアクセルを含めて加点が多いですが、他の選手との違いは?

織田:高さのあるジャンプや、ジャンプのテクニックにしても癖がなくて、非常にスムーズの流れの中でムラなくジャンプが跳べるというところが、ジャッジから評価されていて、そこで“出来栄え点”が高くついていると思います。

そういう意味でも、どうしても緊張するといつもの流れやタイミングで跳べなくなるので、緊張を上手く力に変えることが大事になってくると思います。

もちろんジャンプが成功するか、しないかの問題はあるのですが、“出来栄え点”にも大きく影響してくるので、出来る限りいつも通りのジャンプが跳べれば良い結果がついてくるのではないかと思います。

――女子の勝負のポイントも“出来栄え点”になりそうですか?

織田:そうですね、今シーズンは「出来栄え、出来栄え、出来栄え」です(笑)。技の難易度よりも“出来栄え”ですね。

クリーンで流れのある美しいジャンプを跳べている選手が勝っていると思います。

昨シーズンの4回転主流の時代から、“出来栄え”が重視された結果、男子のベテラン選手も上に上がってきたのではないかと思うので、“出来栄え”は大事になってくると思います。

――『GPファイナル』が開催されるカナダ・バンクーバーは、日本との時差が17時間とかなり大きいですが、影響は?

織田:17時間も時差があると、試合中に眠くなったりします。

眠くないと思っていても、身体が起きていなかったりするので、時間はかかると思うのですが、そこをカナダ時間にすり合わせて調整していく必要はあると思います。

ただ、選手も慣れているとは思うので大丈夫だと思います。

――紀平選手が、時差がある関係で「筋肉が夜モードになってしまう」ことがあるという風に話をしていたのですが、どういった感覚なのでしょうか?

織田:ざっくり言うと、お昼にジム行くのと、仕事終わりにジムに行くという違いだと思います。(笑)

お昼にゆっくりジムに行くなら、しっかり体も動かせますが、仕事終わりだと眠かったり、身体が起き上がっていなかったりして、気持ち的にも上手く集中できない部分も出てくると思うので、その違いかなと思います。

――最後に今大会の見どころは?

織田:新旧対決というか、若手からベテランまで幅のある世代を見られる大会だと思うので、色んな魅力に気づける大会になるのではないかなと思います。

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