12月 312014
 

東洋経済オンライン によると。

 アナ雪イベントは、ディズニーファンだけでなく、投資家の注目度も高い。TDRの業績を一段と底上げする効果が期待されているためだ。

 オリエンタルランドの売上高は、3割程度を、ハロウィーンとクリスマスのイベントのある10~12月(第3四半期)が占めている。また7~9月(第2四半期)も、夏休みなどの長期休暇があるうえ、夏祭り(TDL)やサマーフェスティバル(同)などの定番イベントで堅調だ。ただ、4~6月(第1四半期)、1~3月(第4四半期)は、ともに年間売上高の2割あまり。3カ月ごとの入園者数は発表されていないが、閑散期に位置づけられている。

オリエンタルランドもこの時期の集客力強化を課題の一つに据える。2014年4月に発表された中期経営計画では、「スペシャルイベント等の展開と、マーケティングの組み合わせで、低需要期の第1四半期と第4四半期の入園者数を向上する」という戦略方針を示している。スペシャルイベントは、共通のコンセプトのもと、ショーなどエンターテイメントだけでなく、グッズやフード、デコレーションなどすべてが連動して展開される企画のこと。ハロウィーンやクリスマスなどが該当し、集客の要となっている。■ 4~6月のスペシャルイベントは? 

 4~6月シーズンはすでに動き出している。2010年から2012年にかけ、TDLでスペシャルイベント「ディズニー・イースターワンダーランド」を開催。2014年も「ディズニー・イースター」を行うなど、定番イベントとしてイースターが徐々に定着し始めている。東京ディズニーシー(TDS)でも、2012年から「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」を継続開催しており、浸透しつつある。

 1~3月はまだこれといったスペシャルイベントを打ち出せていない。冬季は営業時間の短い日が多く、臨海地区で屋外施設の多いTDRにとって寒さは逆風だからだ。もともと集客は難しいというハンデがある。学生向けの割引プラン「キャンパスデーパスポート」の販促などで、近年はじわじわと客数は増えているが、一段の集客力を高められるイベントが必要視されている。

 オリエンタルランドは2008年度以降、半期決算と本決算の発表時には、開催した、あるいは開催が決定したイベントを公表している。2008年4月以降、TDRにおける1~3月の長期に渡るスペシャルイベントは、開業25周年や30周年などのアニバーサリーイベントを除くと、2010年の「ディズニー・パワー・オブ・ミュージック! 」(TDL)のみ。ほかにスペシャルイベントは開催されてこなかった。

 そんな中で企画されたのが、今回のアナ雪スペシャルイベントだった。

 8月にアナ雪イベントが発表されてから、オリエンタルランド株は最高値を更新し続けるなど、右肩上がり。ある国内証券のアナリストは「アナ雪イベントへの期待も株を押し上げている大きな要因」と説明する。「冬の客数が増えれば、クリスマスからの反動減が少なくなり、準社員(アルバイト)などが平準化できる点も大きい」と指摘する。

■ 冬季の集客の目玉として定着か

 オリエンタルランドはこの2015年に続き、2016年の冬季にもアナ雪イベントを開催することを決定した。クリスマスやハロウィーンのような季節催事でないイベントが、来シーズンにも早々と決定されるのは異例で、期待の大きさを物語っている。一過性のイベントに終わらず、冬季の集客の目玉となるか要注目だ。

 Posted by at 1:08 AM

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